【代表トレーナーのトレーニング】秋のストレッチ⑤

新百合ヶ丘のパーソナルトレーニングジムA2Conditioningです。

秋の雨は、冷えますね。ご体調崩されていませんか?日増しに寒くなるときは、身体を動かして免疫を高めていきましょう。

今回は、「腸腰筋のストレッチ」です!
腸腰筋はその名の通り、腸骨の内面と腰から始まり大腿骨に停止する筋肉です。股関節を屈曲させるのに働く筋肉で、座ってる時間が長い方は硬くなっているかもしれません。筋肉の走行をご参考にしてみてください。(写真:腸腰筋の走行)

腸腰筋の走行
参照:Clem W.Thompson,R.T.Floyd『身体運動の機能解剖』中村千秋、竹内真希訳、
医道の日本社、2002年4月、133頁

〈腸腰筋のストレッチ〉
膝立ちの状態から片足を踏み出します。骨盤が正面に向いたまま、上体を前方に移動させます。後ろの足の付け根(鼠径部)が伸びているのを感じながら、呼吸を止めずに30秒~1分間キープします。

腸腰筋のストレッチ
腸腰筋のストレッチ(悪い例)

〈ポイント〉
踏み出した足の膝がつま先より前に出ないように、足の位置を調節します。
・上半身が開いて(ねじれて)お臍が外側を向かないように注意します。写真の右足の付け根のストレッチでは、お臍が右斜め前方に向いてしまいやすいです。骨盤を正面に向けましょう

〈腸腰筋が硬いことによるデメリット〉
・骨盤の前傾がキツくなり、腰痛の原因になります。
・足が後ろに引けないので、お尻が上手く使えず垂れやすくなります!

今回で秋のストレッチ編は一旦終結します。ご覧いただきありがとうございました。
デスクワークのように同じ姿勢で過ごす時間が長い方は、ストレッチすると気持ちが良いと思います。骨盤まわり、太ももの筋肉を柔軟にして、美しいスタイルを手に入れてくださいね。
次回からは、「腰痛改善!筋トレ&ストレッチ」をご紹介する予定です♪